耐震診断とは
お住まいの建物が大地震で倒壊しない耐震性(強さ)があるか調査して、
耐震性を明らかにするのが耐震診断です。その目的は人命保護に重点を置き、
「大地震時に倒壊しない」ための耐震性の確保です。
調査項目は、間取り・材質・筋かいの有無・ヒビ割れ・劣化具合・柱の傾き・床の水平など多岐にわたります。床下や天井裏にもできるだけ入り調査します。
専門の知識と経験がある調査員2名が約4〜5時間(建物の大きさ、間取り、
過去の工事暦によって異なります)かけて調査を行ないます。
調査結果を数値化して4段階で評価。「倒壊しない」・「一応倒壊しない」であれば、
耐震性があると判断されます。
一方、「倒壊する可能性がある」・「倒壊する可能性が高い」の場合は、
大地震によって大きな被害が生じる可能性が高いため、耐震補強工事による対策をお勧めします。