トイレの内開きドアのデメリット
リフォームの打合せ中に気になったことについてお話しします。現地を見させていただいた際、木目調のシートが張られたトイレの内開きのドアが目に留まりました。
思わず、「もしかして事故か何かがあって壊して開けたんですか?」とお聞きしたところ、「そうなんです。大したことにならなくてよかったんですが」とのこと。安心しましたが、やはり内開きのドアには注意が必要です。
トイレで万が一人が倒れてしまった場合、内側からドアを押した状態になると、ドアが開けられず救助が妨げられる恐れがあります。
そこで、いさはやリフォームでは、単に外開きにするだけでなく、+αの提案をさせていただきました。
1. 外開きではなく外付けの引戸に変更:廊下にいる人にぶつかる可能性がありません。
2. 居間のドアの吊り元を変更:廊下側の外開きを内開きにすることで、ドア同士が当たらないようにしました。
これにより、安全性が高まり、動線もスムーズになりました。