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こんな風になっていませんか?
今回はエアコンの配管についてです。
通常、エアコンの配管は保温材で保護されて、その外周にはテープが巻いてあります。
ですが紫外線や風雨によりテープは次第に劣化してボロボロになると保温材が顔を表します。
保温材は紫外線や風雨に弱いので、保温材の劣化が進み、溶けたように無くなって銅管がむき出しになってしまいます。
壁面は配管カバーで保護できるのですが室外機との接続部や裏側はテープ巻き頼るのが現状です。
ガス漏れしているわけでは無いのでエアコンは機能しているのですが、
・保温材の劣化
↓
・外気の影響を受ける
↓
・想定より余計に頑張って運転する
↓
・電気の無駄遣い
という悪循環になりかねません。見栄えも良くありません。
エアコンの配管を一度チェックしてみましょう。
▲劣化しています
▲劣化したテープと保温材を外します
▲新しい保温材をかぶせます
▲完成です
【給湯器】壊れる前に交換をお勧めします
設備機器には『設計上の標準使用期間』があるのをご存知でしょうか?
標準的な使用条件で設備機器を使用した場合に安全上支障なく使用することができる標準的な期間で製造から10年と設定している設備機器が多いです。
それ以降は経年劣化による振動や異音、臭いなどの変化に注意しましょう。
壊れる前に交換した方がいい設備機器は、お湯を作る給湯設備(給湯器、エコキュート)が筆頭に挙げられます。
食洗機が壊れたら手で洗えます。
コンロが壊れたらカセットコンロで代用出来ます。
給湯機が壊れてしまったらどうなってしまうでしょうか?
お風呂に入れない!
シャワーも浴びられない!
いくら暑いと言っても、水でシャワーやお風呂は厳しい!
今どきは銭湯がない地域も多いですよね。
壊れてしまうと直るまで不便な生活になってしまいます。
10年過ぎたら普段からチェック!
使えるけど、たびたびエラー表示が出る…などは要注意。
壊れる前に早目の交換をお勧めします。
13年前の給湯器を交換。最近では珍しい据え置き型。
こんなことできるの?「ブロックを壊さないでポスト交換」(小平市)
仕上げはお客様(小平市)
『クロス工事はなしにしてもらってもいいですか?』
…なんで? と思いましたが、
そのとき目についたのが、珪藻土が塗られた壁でした。
「もしかして、奥様があの壁を塗ったんですか?」
『ええ。DIYで塗ってみました』
「こてむらの模様がいい感じだと思いますよ」
『そうなんですか?自分ではよく分からないんですが』
「完成が楽しみですね」
▼工事後の写真
完成間近のクリーニングを残して、奥様が自ら壁の仕上げを行いました。
『恥ずかしいから余り見ないでくださいね』
と謙遜気味な奥様。
写真ではわかりにくいですが、良い感じに仕上がっていました。
LED照明の一体型と電球型
LED照明には、一体型と電球型の2つの種類があります。
①LED一体型
発光部と器具が一体のため、切れた場合は照明器具ごとの交換が必要。交換は有資格者の電気屋さんが行うので費用がかかります。
機種が豊富で主流です。器具の値段は全体的に低め。
②LED電球型
電球と器具が分かれているため電球が切れた時には自分で電球を交換することができます。
機種は少な目で、
器具の値段が高めとなっています。
▼一体型
▼電球型
メリット、デメリットを考えてご自宅に合ったLED照明を選んでみてください。
こんなことできるの?「天井を高くするリフォーム」(杉並区)
38年間、天井裏で屋根を支え続けている梁。
元々は、平な天井に隠れていました。
間取り変更のリフォームのため、天井を解体。
天井があらわになった様子を見て、
「せっかくなら、この天井をこのまま高くできないですか?」
と勾配を活かした天井にするリフォームをご相談いただきました。
秘密の抜けみち(小平市)
『吹抜けにネットを張ってあるんですが、往き来する為に2階廊下の腰壁を開口して欲しい』とイメージしている動画のインスタ付きでご相談がありました。
インスタを見てみると「こんな感じにしたいんだ」工事自体は問題なそう。
訪問してみるとネットには大小様々なぬいぐるみが沢山置いてありました。
「お子さんの遊び場ですか」
『大人が載っても面白いですよ』
「大きなハンモックみたいですね」
『そんな感じです。試しにどうですか』
「工事の時まで、楽しみに取っときます」
2週間後、工事に入り養生の為にネットに載ってみると、何とも言えぬ感覚でフラフラしてしまい、作業するのに力が入らない…困った…これは想定外。
作業内容は問題ないのに…。
試行錯誤しながら無事に作業は終了。
これでお子さんも安全にネットにあがれます。
このような空間を最近では、吹き抜けアスレチックとも呼ぶようです。
陽よけ(東久留米)
今回のお客様は10年前に私が新築を担当した設計事務所案件の建物です。
西側隣地が月極駐車場と空き地で西陽がまともに当たります。
設計士とお客様は『いずれは家が建つだろうから』ということで2階LDKの高窓には陽よけになる物は付けませんでした。
▼施工前
あれから10年。家が建つ様子も無く、近年の酷暑・・・
『ベランダの窓はタープでしのいでいるけど、もう暑くて限界です。高窓に陽よけになる物をすぐ付けたい』と相談がありました。
そこで、後付けの施工性、納期、ご予算の関係で遮熱生地のロールスクリーンを付けることにしました。
▼施工後
工事が終わり数日後に『我慢しないで、もっと早く付ければ良かったよぉ』と喜びの連絡をいただきました。
LED照明の交換時期
とある日の電気工事業者とのやり取り・・・
塩野「○○さんからLED照明が1台点かなくなったみたいで交換依頼がありましたよ」
電気工事業者『建てて10年ぐらいだっけ』
塩野「11年ですね」
電気工事業者『LEDはだいたい10年過ぎると寿命だから、交換時期で仕方ないね』
塩野「であれば、ちょうど交換時期にあたるお宅も多いと思います。近いうちにLED照明の交換依頼が増えてきそうですね。」
LED照明は設計上の耐用は40,000時間(約13~14年)でかなり長い寿命です。
しかし、30,000時間(約10~11年)を過ぎると劣化が始まり寿命に近づくほど光量が減り暗くなります。普段の生活で慣れてしまっていると変化に気がつかないこともあるかもしれません。
点かなくなって数日間不便な生活になる前に交換をお勧めします。
▼シーリングライトLED
▼ダウンライトLED
吹抜けを子供部屋に(東村山市)
元々親世代が住まわれていたお家。
そして、子世代が引き継ぎ、その世代にお子さんが生まれました。
お子さんも大きくなり、
「もう一部屋ほしいなぁ」とおもっていたころに、一つのニュースが流れてきました。
お客様が市報で用途地域の見直しの記事。
興味を惹かれたのが【容積率※が緩和されて20%UP】→合法的に床面積を増やせる→子供部屋を造れる、とご発想されたそうです。
行政にも確認して現実味が帯びてきたけど『現実的に造れるの?』 と疑問をいだかれ
そこで、いさはやリフォームに相談がありました。
事前に図面と写真を頂いてましたが現地訪問してみると想像以上の大空間でした。
厚み36㎝の大梁が3本掛けてあり、床を支えるには充分過ぎるほど。
(もしかして、はじめから部屋にすることも想定していたのでは??)
居間の吹抜けとキッチンの天井裏を合わせて15帖の空間が問題なく造れます。
用途地域変更の決定・告示後、本格的に話しを進めて契約・着工して無事に子供部屋が完成しました。
※容積率とは、建物の延べ床面積の敷地面積に対する割合のこと
こんなことできるの?「柱を交換しなくても」(小平市)
建替え工事を担当したのが30年前でした。
それ以来の永いお付き合いのお客様からのご依頼です。
『前に相談してた玄関の門扉をそろそろ直したいんだけど』
「開け閉めする時に引っ掛かる感じですか?」
『その通り。いよいよ寿命かな』
「そうですね。一度、見に行きます」
子どもが成長したから、間仕切りをつくりたい
新築の頃はまだ小さかったお子様。
将来のためにと子ども部屋に、扉を2箇所設けたり、
間仕切りできるスペースを用意するお家も多くあります。
そして、お子さんが成長して…
「間仕切りをつけたいんです」
いさはやリフォームにも最近、そんなご相談が増えてきました。
ー いさはやリフォームではこんなエピソードも
私が、僕が、決めたんだよ。
「せっかくだから、みんなで決めようよ」と、
部屋を使うお子さんに床板やクロスの仕上材を決めてもらったお家。
小学生の兄妹が共同で使ってる部屋を間仕切り、個別にしてロフトに上がる階段収納家具の仕上げ。
男の子と女の子と言うべきか好みが分かれました。お母さんは普段の様子から何となく分かっていたそうです。
床板とドアはショールームに入って見比べて決めてくる程の力の入れよう。
自分の部屋を自分でコーディネート。
それほど多いケースではないですが、思い出づくりにも一役買えた気がしたリフォームでした。
倒れたら大変(武蔵野市)
今回の案件、ことの始まりは、外壁塗替えの為の足場掛けが最初でした。
お隣りの敷地をお借りしないと足場を掛けれない。
前回の時もお借りしたそうで、お客様に同行してお隣りにお声掛けしてご説明すると『お互い様ですから。使ってもらって良いですよ』と快くご承諾を頂きました。
後日、お隣りから『ブロック塀が高くて地震で倒れたら大変だから低くしませんか?』と相談があったそうです。
お客様も前々から気にしてたそうで折半で直すことになり見積依頼を頂きました。
9段積みで1.8mもあるのに倒壊を防ぐための補強がありません。
確かに危険です。
急な話しでお互いにご予算の関係もあるので何パターンかの仕様をご説明して選んで頂きました。
これで安全性が高まり不安要素が無くなりました。
これからもお隣さんと良い関係が続きますね。
▼修繕前
▼修繕中
▼完成
色々と入れたい(小金井市)
色々とリフォーム工事をさせて頂いているお客様から『子供部屋の壁一面に棚を造ってください』とのご連絡がありました。
造作棚の依頼です。(既製品を組み立てるのではなく、現場で大工さんが棚をつくりました)
「本棚ですか?それともクローゼット?」
『本も入れたいし、他に色々とあります』
打合せ日時のアポ取りしてご訪問。
『子供の本やファイル以外に、ここに置いてある、これやこれとかを入れたいんです』
「日用品のストックですか」
『そうです。ただ大きさがバラバラなんでどうすれば良いのか?』
「大きさは…1番大きい物に合わせて余裕をみるとこれぐらい。32㎝ですね」
床から天井。
壁から壁。余す事なくぴっちり造りました。
既製品だとこんなにピッタリなものにはなかなかなりませんが、
大工さんが現場で造作することで、
お家にピッタリなものが出来上がるのです。
棚板は位置が変えられる可動式。
これだけあれば何でも入ってお部屋もスッキリします。お客様も大満足!
ウッドデッキ塗装(国分寺市)
『ウッドデッキが汚れてきたから塗装してもらえるかな』と6年前に弊社で注文住宅を建てたお客様からご連絡を頂きました。
ウッドデッキ塗装の目安は、一般的に2〜3年と言われていますが劣化状況や設置環境で異なります。
コの字型のような建物の両端にあるルーフバルコニーにウッドデッキが敷いてあります。
ラタン調のカウチとテーブルが良い雰囲気で、くつろぎの場になっているご様子。
デッキ自体は、無垢材特有の反りやヒビが若干あるものの腐れが無くてしっかりしているので汚れを除去して塗装することに。
陽射しや風雨に耐候性があり、木材の内部に浸透するので防腐・防カビ・防虫効果がある塗料で保護しました。
見た目も綺麗に仕上がります。
塗装後
マンションフルリフォーム④(三鷹市)
色々ありましたが工事請負契約を結んでいよいよ着工。
これからが自分の本業の始まりです。
学生さんは講義とゼミ、アルバイトの合間をぬって、現場を見に来てはパシャパシャと写真を撮っていました。
現場で居合わせると『これは何ですか?』、『あの職人さんは何をやってるんですか?』と質問攻め。
勉強熱心な学生さんです。
自分が書いた図面が着々と形になっていく様を見て『すごい世界に入ってしまいました』と。
生の現場に初めて接して何か感じるものがあったようです。
10数年後に『いさはやさん、自分が設計した現場の工事をお願いします』なんて声掛けしてもらえる日が来れば良いですね。
▼完成しました
何かの部品ですか?(武蔵村山市)
今回は折れ戸丁番の破損のお話です。
以前、フルリフォーム工事をさせて頂いたお客様から
『クローゼットの扉の前にバネとカケラが落ちてたんですけど、何かの部品ですか?』とご質問がありました。
「確か折れ戸でしたよね。開け閉めできますか?」
『開け閉めできるけど、閉めたのに自然に半分ぐらい開いている時があります』
「多分、丁番が壊れてますね。扉の裏側で見えないから気が付かないんです」
訪問して見てみると3個ある丁番のうち2個が閉めた状態を保持する為の部品が壊れてました。開け閉めはできるけど閉めた状態を保持しきれずに開いてしまいます。
壊れた要因の特定は難しいのですが
・丁番の経年劣化
・開閉する力が強い
・収納物が扉に当たっているのに無理に閉めている
・可動部にホコリが溜まっている
などが考えられます。
ご使用の際にはご注意ください。
一度、ホコリを取って見たり、チェックしてみるのもいいですね。
。
〇〇してもらえませんか?
24時間365日止まること無く動き続けるタフな冷蔵庫ですが、理由は何であれ買い替えの時期がきます。
収納庫の大きさは?
機能は?
店頭やカタログで製品を見比べて楽しいひと時。
設置スペースに余裕があるから容量を増やすとサイズが大きくなります。
そこで問題になるのが搬入経路。
配送屋さんは運んで搬入して設置するのが仕事で、それ以外のことはやりません。
購入の際に、こと細かく聞かれて搬入に支障がある場合は、お客様が事前に対処することになります。
そうなるお馴染みのお客様から
『廊下の扉を外して』
『玄関から入らないからサッシを外して』
『階段の手摺を外して』
『冷蔵庫スペースの壁を壊して』
製品切り替え時期のせいか、このような依頼が春先に集中しました。
製品選びにはお気をつけてください。
マンションフルリフォーム③(三鷹市)〈良い発想〉
前回では・・・・、やはり何かがありました。
そこでその場でプランをやり直すことになりました!
なんだか大変そうですが・・・・
「ここはこうだから、こうしたら良いんじゃないですか?」
『そうですね。それじゃぁ、ここはこうしましょうか?』
「おっ、そうきましたか」
『変ですか?』
「いや、良いですよ。その発想は無かったもので」
こんな感じでディスカッションしながらラフプランが完成して学生さんが図面化することに。
その場で話し合うことで良いアイディアも浮かぶものですね。
1週間後に送られてきた図面と仕様書は、所々に工夫が見受けられ頑張ってくれたようです。
続きが楽しみになってきました!
▼試行錯誤しながら 工事の様子
どちらの収納家具にしますか?(練馬区)
リフォーム済みの中古住宅を購入したお客様からのご依頼は、
『キッチンに食器と家電品とゴミ箱の収納家具』でした。
購入予定の冷蔵庫を差し引いた残りが家具スペースで選択肢は2つ。
①オーダー家具
こだわりの素材やデザインで収納物や使い勝手に合わせて自由設計できてスペースを無駄なく使えます。オーダーメイドの為、費用が高くなりがちに。
②キッチンメーカーのユニットタイプ
規格サイズのユニットを組み合わせるので自由度が少ないけど費用を抑えられます。カタログに組合せ例が載っているので自分に合った物をイメージし易い。
こちらのお客様が選んだのはユニットタイプ。
ご要望の1つに『システムキッチンの扉(細かい格子模様が入ってます)に揃えたい』でした。
調べてみると販売継続中の製品でしたのカタログを見ながら組合せを打合せ。
プランを作成してご採用頂きました。
▼食器、ゴミ箱もすっきり収納できますね。