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無垢の床板再生
2階にLDKを移して洋間に改装予定のお客様から、こんなご依頼がありました。
『無垢の床板は残したいです。綺麗にできませんか?』とご要望。
日常生活や経年変化による凹みや擦り傷、そして汚れやシミ等がかなり見える床です。
▼床板再生前
「表面の塗料をサンダー掛け(電動式の紙ヤスリ)で削り取ってから塗れば、ある程度は綺麗になりますよ。板によって染み込み具合が違うから全ては削り取れないので色ムラになり易いですけど」 とご説明してみました。
『けど今よりは良くなりますよね』
「はい、今よりは良くなりますよ」と言うことで、工事することにしました。
▼床板再生後
とてもきれいに蘇りました。無垢の床板だから出来た再生です。
4月10日は何の日?
話題の日はもう過ぎてしまっていますが、参考まで。
エアコン試運転の日です。
ご存じでしたか?4(し)運10(てん)の語呂合わせです。
家庭内における熱中症を予防するため暑さが本格化する前にエアコンが故障していないかどうか試運転をしてみませんか?
必要なときに使えないと、命が危険にさらされることにもなりかねない近年の夏。
例年、エアコンの購入・設置・修理が夏季に入ってから集中し、待ち時間が発生しています。
早くも東京では4月に夏日(25度以上)があり、5月24日(記事を書いていた当日)には練馬区で31.0度、八王子市で30.4度を観測して2024年初の真夏日となりました。
経済産業省でもエアコン試運転を推奨しています。
因みにエアコン関連メーカーなどでつくる工業会が2022年に制定したそうです。
試運転の方法についてはご利用されているエアコンの取扱説明書をご覧ください。
今夏も猛暑が予想されているので早めの試運転をお勧めします。
マンションフルリフォーム①(三鷹市)〈建築家のお願いモード〉
『三鷹市でマンションのフルリフォームの話しがあるんだけど』
と建築家のAさんからのご連絡がありました。
「三鷹市ですか。近くていいですね。是非ともやらせてください」
『たまに顔出している大学院の後輩の実家絡みなんだよね。それで後輩が図面を書いている最中なんだよ』
「えっ、それって後出しジャンケンじゃないですか」
『ゴメンゴメン。そう言わずにさ。こんなこと頼めるの、いさはやさんしかいないし」
「まぁ何となく分かりますが」
『どうかな?うちの新人所員だと思って対応していいから。いい勉強になるし』
「え〜何かやりずらいですよ。うちは商売だし、お客様でもあるんですよ」
『お願い、面倒みてよ。フォローするから』
「•••本当ですか?ちゃんとフォローしてくださいね」
建築家からのお願いモードで始まった案件ですが
「何かあるよなぁ」と不安を抱えつつ請けることになりました。
無事満足のいくリフォームに仕上がるように願っております。
耐震補強の重要性を感じにくい
今回は耐震補強工事をしたお客様のお話です。
フルリフォームを打合せ中のお客様に、
「間取り変更があるので耐震診断、耐震補強計画をしませんか?」とご提案してみました。しかし。
『大きな地震は来ないだろし、今まで平気だったから無しで』とお客様・・・・
耐震補強はキッチンやお風呂などのリフォームと異なり、工事後の変化を見れない構造体の基礎や壁の中で実感出来ません。その費用対効果が分かるのは大地震が起きたときで、耐震補強の重要性を感じにくいのが現状です。
今時の玄関ドアに交換(小平市)
いさはやリフォームのホームページをご覧になったお客様からのお問合せがありました。
『玄関ドアが開け閉めしづらくなったので交換したい』とのこと。
「木製からアルミに交換ですか?」
『そう。40年以上は経ってるはず』
現地へ打合せに行くと玄関ドアは半開きのままです。
『今時の玄関ドアに替えて貰いたいから開け閉めして壊れても平気だから』
「壊すことは無いと思いますが◦◦◦」
と言いながらも試しに閉めようしたら閉まらない。
無理やり閉めたら開けられない。
安心メール相談をご利用ください。
GW最後の投稿は、安心メール相談についてです。
リフォームのご相談は、
ご要望がハッキリしないことが多くございます。
例えば
「家の不具合を感じるけど、どこをどうしていいかわからない」
「家を暖かくしたいけど、窓交換がいいのか? 断熱をすべきなのか?」
状況はわかるけど、どうすればいいのかわからない、
そんなことが多いのではないでしょうか?
そこで、いさはやリフォームはそんな「どうすればいいかわからない」という相談を受け付ける、
安心メール相談という窓口を用意しています。
まずは、プロに相談することによって安心して欲しい。
その上で、落ち着いて適切な工事をご判断いただければと思うのです。
ご相談は、主には弊社施工エリアをメイン受け付けておりますが、
(現地調査にて解決を見つけるケースが多いため)内容は幅広く受け付けておりますので、
どうぞ、お気軽にご連絡ください。
リフォームエリア
本当の答えは、お家ごとに異なります。
GWはいかがお過ごしでしょうか?
GW中の投稿は、いつもの事例以外のお話をしたいと思います。
やっぱり、お客様のおおうちの状況(=現場)で見てはじめてわかることって結構あります。
家の不具合や、リフォームしたい箇所があるとき、
まず、気になること。
どれくらいの予算がかかる?
どれくらいの期間がかかるのか?
どんなリフォームが最適?
とってもよくわかります。
でも、経験を積んだからこそわかることは、
「本当の答えは、お家ごとに異なる」ということです。
予算や期間については、概算でお答えすることが可能なケースもありますが、
どんな対処が最適か、はお家(=現場)で判断させていただくことが、
一番、間違いがありません。
そこで、いさはやリフォームでは、
ご依頼の前には、経験豊富な現場監督がお宅に伺って「現場調査」をいたします。
それを可能にするために、施工範囲をある程度会社から近くの距離に限らせていただいています。
工事しないかもしれないけど、頼むなんて申し訳ない?
問題ありません。
やりたい、ということが叶うのかどうか、確かめていただくことは私たちにとっても大切なこと。
しつこい営業はいたしません。工事になるのは、お互いが納得した時だと思っております。
リフォームの流れ
1.まずは、諫早建設へご連絡ください。
(ちょっとおかしいなど原因がわからないことでも結構です)
2.現場調査をいたします。
実際に、お客様の家に伺い、リフォームを検討されている箇所の診断を行います。
この道20年以上のベテランスタッフの診断により、その場でおおよその解決策をお伝えいたします。
3.お見積もり・ご提案
現場調査の結果をもとに、お見積もりをさせていただきます。
間取り変更を伴う大きなリフォームでは、設計プランのご提案をさせていただきます。
4.ご契約・着工
お見積もり書をもとに、契約書を作成。書面によりご契約いたします。
5.完成・お引渡し
出来上がりをチェックいただき、お引渡しとなります。
※その後、工事をご検討の場合は、お見積り等をご提示いたします。
いさはやリフォームを、あなたのかかりつけ工務店に。
いさはやリフォームは、
おかげさまでたくさんのリピートをいただいております。
住まいは、家族の生活のステージが変わるごとに変化するもの
子供が独立した
家族が増えた
水回りを新しくしたい
生活をよりよくしたい
・・・そんな時、気軽に相談できる建築のプロがいると安心ではないでしょうか?
いさはやリフォームは、
そんな住まいの相談パートナーになることを目指しています。
◆現場監督に直接電話できる専用携帯ダイヤル
直接話しができるから、間違いなく伝わる。
たまたま近くにいる時などは、現場を確認することもできるということもあります。
作業中は出れないこともありますが、基本的には折り返しの対応をいたしますので、
日中に関わらずご連絡ください。
◆その年に仕事がなくても、情報をお届け
リフォームをする時だけが繋がりではありません。
お客様にとって身近な存在でありたい、そんな想いで
諫早通信という情報誌、年末のカレンダーのお届けをさせていただいています。
ちょっとしたことだけで、
声をかけるのが悪いというお気遣いをされる方もいらっしゃいますが、相談だけでも大丈夫ですよ。
◆飛び込み業者など不安な相談もお気軽に
たまにあるのが「これってリフォーム詐欺?」みたいなご不安の相談。
飛び込みの業者が来て「屋根が壊れてる」なんて言われたけど本当? という相談。
いさはやリフォームでは、
初めての業者にぞの場で契約することはどんなことがあってもオススメしていません。
そういう時は「ウチは頼んでいる業者があるので」と断って、
いさはやリフォームに連絡いただくようにしています。
そんな「不安」に対応するのも工務店の仕事。
ぜひ、気軽にお声掛けください。
▼メールでのご相談はこちらから
(新規の方も大歓迎です)
削ぎ取れませんか?(杉並区)
フルリフォーム工事を真っ最中のお客様と新しくする階段を打合せ。
廻り階段と手摺りを取付けるための親柱の納まりでお客様が
『ここから上を削ぎ取れませんか』
「えっ削ぎ取る?」
『え〜と何て言えば…』
「あっ、上の方を細くするために削るんですね」
『そうです!』
「今までやったこと無いので」
『おかしいですか?』
「いや、良いと思いますよ。是非、やりましょう」
猫の転落防止柵(小平市)
いさはやリフォームのホームページをご覧になったお客様から、こんなご依頼がありました。
『2階階段の腰壁に猫の転落防止で柵を取り付けたい』
以前、猫が落ちてしまったそうですが、幸いにしてケガ無く済んだそうです。
それから数年経って『猫も歳をとって体も大きくなったから、今度落ちたら大変なことになるかも』とご心配のご様子。
確かに高さが4mもあると、猫の気持ちになったら下は階段で着地しづらいし、ちょっと怖そうですね。
28年ぶりの工事依頼(練馬区)
現場で大工さんと休憩時間中にこんな会話がありました。
「最後に神棚の受け台を付けたのどこか覚えてます?」 と聞いてみると
『神棚の受け台?う〜ん思い出せないな』
「〇〇の〇〇さん家ですよ」
『お〜、〇〇さん家か。何年前になる?』
「28年前になりますよ」
『もうそんなになるのか。懐かしいな。何かあったのか?』
「新規のお客様から神棚の受け台取付け依頼があったんですよ。28年ぶりに」
『今時、珍しいな』
とその後は〇〇さん家の思い出話しに花が咲いてしまいました。
そう、28年ぶりなんです。神棚の受け台取付け依頼があったのが。
延長コードを使いたくない
弊社で新築したお客様から子供部屋の床板とクロスの改装工事依頼をいただきました。
依頼の中に『机の位置を変えるから、それに合わせてコンセントとLANを移設したい』
それを受けて「この建物、〇〇工法だよなぁ。配線通すのに壁や天井を開口していいのか?」と考えつつ現況を説明して検討させてもらうことに。
新築当時の図面を確認すると構造と法規の関係で開口して壁の中に配線を通すのはNG。
それならどこを通す?◦◦◦
所有者が変わっても
先日リフォーム済みの中古住宅を購入したお客様からリフォーム工事のお問合せがありました。
「なんでかな?リフォーム済みなのに」
事前に頂いた情報で場所を調べてみると・・・・
「あれ?ここって〇〇さんの家だよ」工事台帳を見てみると
「もう30年になるんだ。手放したんだね」
最終回:左官職人さんが自宅をリフォームしたら⑩(狭山市)
左官職人さんのシリーズ、最終回です。
今回のリフォーム工事の仕上げは施主工事だから施主である職人さんの領域。
仕上げ工事が終わったと連絡をもらい、現場へ行ってみてお話をしました。
「お〜良いですね。麻、入れたんですね」
『楽させてもらったよ』
「相変わらずいい仕事しますね」
『そうか?この辺りがイマイチなんだよ』
と謙遜気味。
「そうですか? まだまだいけますよ、やっぱり現役復帰しましょう」
『そう言ってもらうのは有難いけど歳には勝てないよ。これでお終い』
と満足のいく仕事ができたようです。
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全10回を数えた、左官職人さんの自宅リフォームシリーズ、。
最終回ということで、現場監督として一言お伝えしたいと思います。
・・・ 相変わらず、いい仕事しますね!
そして、数あるお付き合いの会社の中から弊社に依頼をして頂いてありがとうございました。
猫とお話し
猫がいるお宅の改装リフォームの為、階段の養生をしていたとき、
飼っている猫がトコトコと降りて来て、逃げると思ったら、ちょこんと座ってこちらを見ています。
『ここは僕の指定席だよ。何やってるの?』
「君が壁紙で爪研ぎしてボロボロだから張り替えるんだよ」
『えっ!そうなの?』
「そうだよ。だから、もうやったらダメだよ」
『・・・・僕じゃないよ・・・・』
「またやったら怒られちゃうからね」
『・・・・』
こんな会話が成立してたかどうか。
宅配ボックス
今回は宅配ボックスのおすすめについてです。
いまや生活に欠かせない便利な宅配サービス。
でも再配達の増加が大きな社会問題になっていると報道されています。
再配達の削減に有効なのが置き配です。
だけど・・・・
『在宅中でも仕事や趣味に集中したい』
そんなお悩みの方におすすめなのが宅配ボックス。
後付けタイプだと大掛かりな工事は不要です。コンクリートに架台をアンカーで固定したら本体をボルトで連結して終了となります。
左官職人さんが自宅をリフォームしたら⑨(狭山市)
木工事が終わりました。
悩みのタネだった階段も大工の田中くんの力作で無事に納まり一安心です!
職人さんが『あれして、これして』と、こだわっていたのが天井と腰壁の無垢板張りでした。
部屋が広いから、しつこくならずにいい感じに出来上がったいます。
あらわしの予定だった丸太梁は、
一皮剥いたら針穴ぐらいの虫喰い跡が思ってたよりも目立つので
囲うことにしました。
元左官職人さんは、これからが本番で仕上げを全て行います。
『どの色でどの模様にするかな』と考え込んでいるけど楽しそう。
2週間後に現場へ行くのが楽しみです!
子供の成長に合わせて間取り変更(練馬区)
安全に上がり降りしたい(所沢市)
今回はお部屋から庭先への移動のご相談です。
庭先の植栽や鉢に水やりするのに、部屋から出て踏み台を使っているというお客様。
『踏み台だと不安定で手摺も無くて危ないので、しっかりとした物にしたい』
とご依頼がありました。
以前の踏み台
左官職人さんが自宅をリフォームしたら⑧(狭山市)
前回、階段をどこにどうやって作るのかが難題となっていた、
階段編の2回目です。
職人さんに「この場で考えるからちょっと時間ちょうだい」
『いいよ。時間はいっぱいあるから良い階段を考えてよ。向こうで仕事してるから』と考える時間をもらいました。
2階の床下を見上げて、どこにどうやって階段を造る? その為の補強は? 試行錯誤を重ねて「これだ!これしかない!」
と言える階段を考えつき職人さんに説明することにしました。
「いい? ここから上がって、廻って・・・。 その為にここに柱を建てて・・・」
『なるほどねぇ。けど、そこはこう出来ないの?』と提案が・・・。
「そうしたいんだけど、そうするとこっちがダメなんだよね」と意見をもらい、何回か説明をさせていただきました。
『それじゃ、それでやってよ。色々と考えられているじゃない』 とお褒めの言葉をいただき・・・。
「それが仕事ですから」
図面、見積に反映させてご契約、着工へと進みます!
次回をお楽しみに!